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2007年08月20日

インランド・エンパイア

うわぁぁぁぁものすんごい映画だった。。。
序盤は正直いつも以上にわけのわからんスタートで
覚悟はしてたけど、ちょっとうつらうつらきてたんだけど
途中から突如映画と自分のギアがかみ合ってきて

RIMG0181.jpg

鳥肌がたち、瞳孔が開き、
なんかよくわからんものの受容体が
すさまじい感度でなにか得体の知れないものを
吸収していく。
話なんてものは解体。逆転。混同。
入口と出口。映画と劇中劇と観客と出演者。
現実と過去と映画と妄想。どこかへ続く道、ドア、部屋。
どっか頭の片隅で話を補完・保管しつつも
そんなことはどうでもいいような
あーやったことないけどドラッグってこんな感じだろう。
むちゃくちゃ感度があがり
スクリーンから出てくる得体のしれないものの粒子が
劇場内に蔓延し、この空間自体が映画の中身に感じられたが
そのあとでリンチの思うツボだったと気付かされたり
カットアップされたシーンが恐怖や不安で繋がれ
何が目的とか、終わりとか、結果とかよくわからないまま
ラスト(?)を迎える。
でもそれはぜんぜん終幕ではなくって、
映画館を出た後も、目に飛び込んでくるすべての像が
映画の続きのような、何かが隠されているような、
感覚が完全にリンチに感染してしまっている。
受容体が開いたまま。むちゃくちゃハイテンション。
脳内麻薬が出まくっている。
色んなものを思い出したり、なんでもないことがおかしかったり。
あははは。
ドラッグなんていらねぇ。映画で十分トリップできるさ。

ほんとうにリンチは素晴らしい!!!!
たぶん自分のように妄想ぎみで騙され易いやつは
簡単にこうなっちゃうんだろうなー。
まーいーやー!わははは。

にしても裕木奈江。
変な台詞回しが。。。
自分はあれで現実という水面にぶはーっと
浮き上がってしまったんだけど、
あれはリンチが意図したものなのか
もしくは外国人からみたらあれはあれで変な違和感とともに
別な感じ方をしたのかもしれないなー
でもやっぱり裕木奈江には萌える。

(追伸)
おかげで眠ろうとしても冷蔵庫の音が気になったり
部屋という空間に違和感があったり、
眠ることと起きていることが良くわからなくなったりして
あんまり眠れませんでした。。。

投稿者 muraminex
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